2018/04/13

財務事務次官のセクハラ疑惑を徹底追求!超党派女性議員で申し入れを行いました。

4月12日、福田淳一財務事務次官がセクハラ発言を繰り返したとの報道があり、これまでに複数の女性記者に対するトンデモ発言が明らかに。この事実に麻生大臣は「今おかれている状況を考えて緊張感をもって行動するように」と口頭注意をしたと、当日の財務金融委員会で答弁しました。でもこれは全く的外れ。組織として厳しいガバナンスが問われているときに、自らの監督者としての認識と責任感が欠如しています。この対応に、急きょ超党派の女性議員有志数名が麻生大臣へ抗議を行うべく財務省に。あべともこも内閣委員会が終わった足で駆け付けました。

申し入れ項目は次の2点。

 1.報道されたセクハラ行為の事実についての調査と公表を速やかに行うこと

 2.調査の結果、事実であることが判明した場合、福田淳一財務事務次官を更迭すること

結局、対応者は上野副大臣となりましたが、セクハラに対する省内の規律や相談体制について質問されても回答できないなど全く緊張感がありません。あべともこは申し入れ後の記者会見で「長い間の実績を踏まえれば、能力に欠けるという判断はしていない」として懲戒処分は考えていないという麻生大臣の発言について、「実績があれば、能力があればハラスメントが許されるのか」と質し、私的な時間だから問題ないという声についても、「記者は事務次官としての職務について取材に来ているのであり、決して私的な時間ではない」と指摘しました。事務次官のセクハラ発言だけでなく麻生大臣の対応は女性記者だけでなく女性全体への軽視であり、決して看過できることではありません。あべともこは今後の対応を厳しく監視していきます。